こんにちは、調理家電大好きなラクーンです。
3ヶ月ほど前にバルミューダのオーブンレンジを購入しました。
今まで使っていたオーブンレンジが壊れたとかではなく、バルミューダの家電ってオシャレだな~
今使っているオーブンレンジはまだ使えるけど買い換えようかな~っというノリで買ってしまいました。
もともと料理好きで、レンジもオーブン機能も毎日のように使うのですが、
バルミューダのオーブンレンジは『あれ・・・?』っという点があり、古いオーブンレンジが捨てられません。。。
今回は、3ヶ月使用したバルミューダのオーブンレンジのレビューをします。
また、私のもう一台のSHARP製のオーブンレンジ(RE-5510B)とオーブン機能の比較もします。
バルミューダ オーブンレンジ フラット庫内 18L ホワイト BALMUDA The Range K04A-WH
【BALMUDA The Rangeの概要】
・オシャレなデザイン
・操作音はギターのような音色
・機能はシンプル
・機能の割に価格は高め
バルミューダ TheRangeの特徴
おしゃれなデザイン
見ればわかると思いますが、シンプルでオシャレなデザインです。
必要最低限のボタンと表示で、あたため完了後はハンドル灯が前面を照らします。
画像引用:BALMUDA公式
シンプルな操作方法
操作方法はシンプルで、正面左側には『モード切替スイッチ』
右側には『キャンセルボタン』と『START/OK』ボタンの3つで行います。
『START/OK』ボタンはダイヤルになっており、くるくる回すと温める時間や仕上がり温度の設定が出来ます。
『キャンセルボタン』を2秒間長押しすることで、各種設定が出来ます。
・お知らせ音 :『BEEP』or『MUSIC』、音量が4段階(無音含む)
・ハンドル灯 :明るさが4段階(無灯含む)
・ディスプレイ :明るさが3段階
・仕上がり温度調整:仕上がり温度調整機能のON/OFFが切り替えれる。
仕上がり温度調整機能をONにした場合は、以下のモードで仕上がり温度の設定ができます。
・自動あたためモード
・飲み物モード
・冷凍ご飯モード
・解凍モード
仕上がり温度は”高め”・”標準”・”低め”の3種類から選べます。
バルミューダ TheRangeの 機能レビュー
スペック
製品名 | BALMUDA The Range |
---|---|
本体寸法 | 幅 450mm × 奥行き 412mm × 高さ 330mm(ハンドル部を含む) |
庫内寸法 | 幅 353mm × 奥行き 293mm × 高さ 168mm |
総庫内容量・庫内形状 | 18L フラット庫内 |
本体重量 | 約12kg |
電源 | AC100V 50Hz/60Hz |
電源コード長さ | 約1.4m |
消費電力 | 電子レンジ:1270W、オーブン:1130W |
電子レンジ手動出力 | 100W、500W、600W、800W ※800Wは最大3分まで |
オーブン温度調節 | 100〜250°Cまで10°C単位 ※210℃~250℃の運転時間は約3分間、その後自動的に200℃に切り替わる。 |
付属品 | 角皿(幅365mm 奥行264mm 高さ42mm)、取扱説明書 |
機能 | 自動あたため、手動あたため、飲み物、冷凍ご飯、解凍 オーブン(予熱あり、予熱なし)、発酵 |
自動あたためモードについて
自動あたためモードは温度センサーを利用しているようです。
温めるモノによって、加熱する時間が変わります。
手動あたためモードについて
手動あたため機能は出力ワット数と時間を自分で指定します。
ワット数は100W・500W・ 600W・ 800Wの4種類で、
800Wは最長で3分までしか設定できません。
その他は、10秒~30分まで設定できます。
設定の分解能は以下のとおりです。
・10秒~5分:10秒単位
・5分~10分:30秒単位
・10分~30分:1分単位
普通のレンジと比べて加熱ムラが多い気がしました。
1,2割程度の時間を追加で加熱すると丁度いいくらいに温まります。
冷凍ご飯モードについて
冷凍ご飯機能は、1杯(150g)2杯(300g)のご飯を温めるモードです。
温度センサーを使っていないようで、ご飯の杯数によって決まった時間チンします。
・1杯の場合は2分50秒
・2杯の場合は5分20秒
飲み物モードについて
飲み物モードは『ミルク・コーヒー・熱燗』の3種類の設定があり、自動であたためることが出来ます。
ミルク(冷蔵)は200ml、コーヒー(常温)は200ml、熱燗(常温)は180mlを想定しています。
実際に標準設定であたためて仕上がり温度を測ってみました。
・ミルク(冷蔵) 200ml:約50℃
・コーヒー(常温)200ml:約72℃
・熱燗(常温) 180ml:約50℃
こちらは丁度いいくらいの温度でしょうか?
解凍モードについて
解凍モードは全解凍か半解凍を選べます。
それぞれのモードで解凍できる重さが決まっており、
全解凍は100g~400g
半解凍は100g~500g
50g単位で調整出来ます。
オーブン機能について
オーブンモードは『予熱あり、予熱なし、発酵』の3つの設定があります。
設定温度は100℃~250℃を10℃単位で指定できます。
210℃以上を設定した場合、予熱温度は約200℃となります。
設定温度が210℃以上での最大運転時間は3分間だけで、その後は200℃に自動的に切り替わり、運転を続けます。
上部ヒーター管式のオーブンでした。
熱源に近い部分が焦げやすいので注意が必要です。
【深堀り】オーブン機能はお菓子作りには向いていない?
ヒーター管式のオーブンだったのでお菓子作りには微妙かなと思ってはいたのですが、バルミューダなら…!っと試しにチーズケーキを焼いてみました。
左がバルミューダ製のオーブンレンジで焼いたチーズケーキ、右がシャープ製の古いオーブンレンジで作ったチーズケーキです。
左のほうが焼きムラがあるのと、ひび割れが起きているので熱が急激に加わったのではないかと思います。
食感は、上面はしっかり焼けているため固く、下面は生焼けのような状態で柔らかかったです。
右側は淡い焼き色ですが、そこまで焼き色にムラを感じないのと、全体的に火が通っていて、焼きすぎや生焼けということは有りませんでした。
バルミューダのオーブンとコンベクションオーブンの比較
バルミューダのオーブンは上部ヒーター管のタイプです。
私がもう一台持っているオーブンレンジ(RE-5510B)はコンベクションオーブンです。
ヒーター管タイプは熱源から近い場所と離れた場所があるので、熱の入り方にムラがあります。
コンベクションオーブンは熱をファンで撹拌するため、均一に熱が入ります。
焼き菓子での比較
焼き菓子も焼いて比較してみました。
1枚目の写真は、シャープ製のコンベクションオーブン(SE-SS10B-R)で焼いたものです。
焼き色が均一に入っていることがわかると思います。
2枚めの写真はバルミューダのオーブンレンジ(K04A-HW)で同じものを焼いた写真です。
中心側が焼き色が濃く、外側が薄いのがわかると思います。
つまり焼きムラがあります。
どちらも焼きムラを軽減するために、25分焼いたあとに天板を反対にして10分間追加で焼いています。
オーブン庫内の奥と手前で温度が多少違うためこの作業を行います。
2種類を並べて比べてみました。
左がバルミューダ製のオーブンレンジ、右がシャープ製のコンベクションオーブンです。
もうちょっとわかりやすい写真です。
1枚目がバルミューダで焼いた、一番焦げている部分(左)と一番焼けていない部分(右)です。
2枚目の写真はコンベクションオーブンで焼いたものの写真です。
どちらが良いかは一目瞭然だと思います。
バルミューダ TheRangeをおすすめできる人
・あたため機能をメインに使う人
・インテリアとしておしゃれなレンジが欲しい人
・オーブンはあまり使わない人
・バルミューダが好きな人
バルミューダ TheRangeをおすすめできない人
・デザインより機能を重要視する人
・オーブンをよく使うひと(お菓子作りは特に)
・コストパフォマンスを重視する人
レビューまとめ
良いレビューが目立つバルミューダのオーブンレンジですが、
実際使ってみると良い点だけではなく、イマイチな点もハッキリわかりました。
★良い点
・とにかくオシャレ
・必要最低限な機能
・シンプルで直感的な操作ができる
★イマイチな点
・手動あたため以外使いにくい
・あたためムラがある
・機能の割に高価
機能性を求める方にはおすすめできませんが、
レンジとして最低限しか使用せず、デザイン重視の方にはおすすめできる製品となっていました。
皆様の購入の参考になれば幸いです。
バルミューダ オーブンレンジ フラット庫内 18L ホワイト BALMUDA The Range K04A-WH
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