家庭用プロジェクターと言っても色んな種類があり、
どれを買えばいいか悩むとこも多いと思います。
私も自宅でなんちゃってホームシアターを作りたいとの思いで色々な
家庭用プロジェクターを調べて、今では満足行く製品(環境)になりました。
https://raccoon-blog.com/blog/2021/09/23/1r_home_theatre/
この記事では私の調べた中でオススメのプロジェクターを紹介します。
プロジェクターを選ぶ際のポイント
まずは、プロジェクターを選ぶ際の重要なポイントを紹介します。
輝度の高さ・・・薄暗い場所でも使用するのか?
プロジェクターはテレビと違い、壁やスクリーンに反射した映像(光)を見る仕組みです。
プロジェクターから投影される映像(光)の明るさによって映像の鮮明さが変わります。
明るさを表す単位として「ルーメン」と「ANSIルーメン」の2種類ありますが、
測定方法が規格化されている「ANSIルーメン」を基準に比較することをおすすめします。
「ルーメン」は測定方法が規格化されていないため「ANSIルーメン」ほど正確でない
(単純には比較できない)ようです。
「ANSIルーメン」の数値が大きいほど、輝度が高い(=映像の光が強い)ため
薄暗い居場所でも鮮明に見えることになります。
100ANSIルーメン以下の製品がありますが、このくらい明るさだと
真っ暗な場所や投影距離が近くないと鮮明に見えなくなります。
逆に言うと真っ暗な場所で投影距離が近い(小さい画面サイズ)の場合で使用する場合は、100ANSIルーメンでも見るだけであれば問題ないと言えます。
ただ、数値が大きいほうが使用できる環境が多くなる傾向にありますので、
輝度の高い製品を選ぶことをおすすめします。
内蔵スピーカー・・・音質は重要か?
大抵のプロジェクターにはスピーカーが内蔵されています。
ただ、製品によって音質がかなり悪い場合があります。
例えば、プロジェクターではプレイステーションのためにしか使用せず、
音質を気にしない(音がなくても良い)のであれば音質の悪い内蔵スピーカーでも問題ないです。
もし、映画やゲームをする場合は音質も重要になってきます。
コンパクトさや低価格を重視したために、音質が悪すぎるために外部スピーカーを用意しなければならない可能性があるので注意しましょう。
映像媒体・・・プロジェクターで何を映すか?
プロジェクターで何を映したいか?見たいのか?によっても選ぶ製品が変わってきます。
パソコンやゲーム機などの外部機器の映像をプロジェクターで映したい場合のであれば、
映像を写すことのみの機能を持ったプロジェクター(AndroidTV非搭載)で良いと思います。
U-NEXTやNetflix、amazonプライムビデオなどの動画配信サービスを見たい方は、AndroidTV内蔵のプロジェクターがオススメです。
AndroidTV内蔵だと、プロジェクターにWi-Fiを接続することで外部機器がなくても
動画配信サービスを見ることが出来ます。
※AndroidTV内蔵でも、一部動画配信サービスに非対応の場合があるので、
購入前に公式サイトで対応状況を確認してください)
AndroidTVが内蔵されていないプロジェクターで動画配信サービスを見る場合は、
パソコンやFire TV Stick など外部機器をプロジェクターに接続する必要があります。
オススメプロジェクター
ここからは目的に合わせたオススメのプロジェクターを紹介します。
【サイズ重視】外出先やキャンプへ持ち運んで使用したい
AKASO プロジェクター 小型 DLP ミニ
引用:Amazon
・商品寸法 :14.5 x 8 x 2 cm
・輝度 :50ANSIルーメン
・解像度 :854×480(WVGA 480P)
・投写距離 :0.2~3メートル
・内蔵バッテリー:1.5~3時間
・内蔵スピーカー:あり
・接続方法 :USB2.0 Type-A、HDMI 1.4、microSD(最大32GB)、WiFi
・AndroidTV:なし
輝度は50ANSIルーメンと控えめだが、真っ暗な場所で使用するなら問題なし。
大きい画面だと不鮮明になるため細かい文字を表示したい場合は注意が必要。
スマホとWi-Fiで接続することでスマホ画面を投影できるが、
動画配信サービスは映すことが出来ないので別途パソコンなど機器が必要です。
かなり小型でスマホ等に使える外部バッテリーとして使用できるのが便利。
Anker Nebula Apollo
引用:Amazon
・商品寸法 :6.5 x 6.5 x 13.1 cm
・輝度 :200ANSIルーメン
・解像度 :854 × 480(480P)
・投写サイズ:20~100インチ
・内蔵バッテリー:4時間
・内蔵スピーカー:あり(6W)
・接続方法 : Bluetooth, USB, HDMI, Airplay Miracast
・AndroidTV:なし(※Android 7.1搭載)
モバイルバッテリー等で有名なAnkerブランドで最大24ヶ月保証がつくので安心。
AndroidTVではなく、Android(スマホのOS)搭載で動画配信サービスは外部機器がなくても見れるのは良い◎
AndroidOS搭載だがスマホと同じ機能が使用できるわけではないので注意。
輝度、解像度、スピーカー、投影サイズともにそれなりに良いスペックなので、こだわりがなければこれ一台で十分かも。
ソニー モバイルプロジェクター MP-CD1
引用:Amazon
・商品寸法 :15 x 8.3 x 1.6 cm
・輝度 :105ANSIルーメン
・解像度 :854×480
・投写サイズ:40~120インチ
・内蔵バッテリー:9,750mAh
・投影時間 :2時間
・内蔵スピーカー:あり(1W)
・接続方法 : USB-C(電源),USB(OUT), HDMI, イヤホン端子(外部スピーカー)
・AndroidTV:なし
SONY製モバイルプロジェクター
シンプルな構成で、AndroidTVやWi-Fi、Bluetoothが搭載されていないことから
ゲームや動画を楽しむというよりビジネスユースで使用する事が想定されている。
【画質重視】とにかく綺麗な映像を大画面で見たい
ここでは家庭用プロジェクターで最高の解像度である4Kを投影できる製品を紹介する。
価格帯は18万前後で持ち運びもなかなか難しいが、自宅でも映画館のような体験ができる製品となっている。
・XGIMI Horizon Pro
引用:Amazon
・商品寸法 :20.8 x 21.8 x 13.6 cm
・輝度 :2200ANSIルーメン
・解像度 :3840 x 2160 (4K画質)
・投写サイズ:40-300インチ
・内蔵バッテリー: なし
・内蔵スピーカー:Harman Kardonのスピーカー8W×2基
・接続方法 :HDMI x 2 (ARC x 1)、 USB A 2.0 x 2 、LAN x 1 、Chromecast 内蔵
ヘッドフォンジャック x 1、OPTICALx 1 (光デジタルBluetooth5.0)
・AndroidTV:対応
モバイルプロジェクターで有名なXGIMI社の最上位モデル
4K出力と2200ANSIルーメンは明るめの部屋でも十分綺麗に投影することができる
また、内蔵のスピーカーはメルセデスベンツ等へカーオーディオを提供していることで有名なHarman Kardonの8Wスピーカーを2基搭載しているため内蔵スピーカーだけで迫力のあるサウンドを楽しめる。
AndroidTVも搭載しているため、これ一台で自宅で映画館のような体験ができる。
Anker Nebula Cosmos Max
引用:Amazon
・商品寸法 :約350×248×99m
・輝度 :1500ANSIルーメン
・解像度 :3840 x 2160 (4K画質)
・投写サイズ:最大150インチ
・内蔵バッテリー:なし
・内蔵スピーカー: 10W x 4 (40W)
・接続方法 :HDMI x 2, USB-A x 2, Wi-Fi, Bluetooth
・AndroidTV:対応
XGIMIと比べるとスピーカー以外のスペックが少し低く見えるが、
一般住宅で使用する場合は大差がないと思われる。
販売価格が18万円前後(2021年9月現在)と高額だが、相応の性能を持つ。
サイズ重視でも登場したAnkerブランドで最大24ヶ月保証がつくので安心。
BenQ DLP 4K(UHD)プロジェクター HT3550i
引用:Amazon
・商品寸法 :38 x 26.3 x 12.7 cm
・輝度 :2000ANSIルーメン
・解像度 :3840 x 2160 (4K画質)
・投写サイズ:40インチ~200インチ
・内蔵バッテリー:なし
・内蔵スピーカー:5W×2スピーカー内蔵
・接続方法 :HDMI x 2, USB-A(給電用),USB-A(USBリーダ用),
オーディオ出力(3.5mmミニジャック)
・AndroidTV:対応
パソコン用ディスプレイで有名なBenQブランドの4Kプロジェクター
他に紹介している2機種との違いは映画を投影することに特化した
Cinematic Colorテクノロジー搭載しているところが目玉。
Netflixは非対応のため、視聴するためにはFirestick等の外部機器が必要になる。
【バランス重視】綺麗な映像を見たいけど、コンパクトサイズが良い
製品の価格やサイズ、スペックのバランスが良い製品を紹介します。
ここで紹介するものはキャンプ等でも使用できるコンパクトさと、
映画館のようなクオリティーを体験できるスペックを有している。
購入を迷っている方に一番オススメな製品群です。
・XGIMI Halo
引用:Amazon
・商品寸法 :29 x 21 x 21 cm
・輝度 :800ANSIルーメン(電源接続時)
・解像度 :1920×1080(フルHD)
・投写サイズ:30~300インチ以上
・内蔵バッテリー:有り
・投影時間 :動画2~4時間、音楽8時間
・内蔵スピーカー:5W×2基(Harman/Kardon社)
・接続方法 :DC(充電用), HDMI, USB, ヘッドホン, WiFi, Bluetooth
・AndroidTV:対応
プロジェクターで有名なXGIMI社のモバイルプロジェクターのハイエンドモデル
画質と輝度、投影サイズなど、ほとんどの人が満足するスペックになっている。
さらに、メルセデスベンツ等へカーオーディオを提供しているHarman/Kardon社の5Wスピーカーを2基搭載しているため、音質もハイクオリティー。
この記事で紹介している中で一番オススメな商品。
・XGIMI Mogo Pro
引用:Amazon
・商品寸法 :10.55 x 9.45 x 14.6 cm
・輝度 :300ANSIルーメン
・解像度 :1920 x 1080
・投写サイズ:30~100インチ以上
・内蔵バッテリー:動画2~4時間、音楽8時間
・内蔵スピーカー:3Wx2基(Harman Kardon社)
・接続方法 :DC(充電用), HDMI, USB, ヘッドホン, WiFi, Bluetooth
・AndroidTV:対応
前項目で記載したXGIMI Haloの廉価版モデル。
廉価版と言っても、バッテリー動作時間や解像度はHaloと同じ。
輝度の関係で投射サイズが100インチ程度となっているが、
300ANSIルーメンは暗い場所で見る文であれば十分である。
内蔵スピーカーが迫力が足りなければ、外部スピーカーを使用できるため、
環境次第では上位機種のHaloと差はあまり感じないかもしれない。
・Anker Nebula Capsule II
・商品寸法 :8 x 8 x 15 cm
・輝度 : 200ANSI ルーメン
・解像度 :1280 x 720
・投写サイズ:20-100インチ
・内蔵バッテリー:約3時間(Wi-Fi利用時は約2.5時間)
・内蔵スピーカー:8W
・接続方法 :HDMI, USB-C(充電用), USB-A(USBフラッシュドライブ用),
Bluetooth, Wi-Fi
・AndroidTV:対応
サイズ、スペック、価格全てにおいてバランスが取れている製品。
発売日は2019年とちょっと前になるが、未だ人気機種となっている。
MONOQLO編集部が2019年にテストした約5000製品の中で、
「最も感動した完璧プロジェクター」として年間ベストバイを受賞している。
モバイルバッテリー等で有名なAnkerブランドで最大24ヶ月保証がつくので安心。
【 シーリングタイプ】シーリングライト+プロジェクター!
シーリングライトとプロジェクターを組み合わせた画期的な製品
天井の引っ掛けシーリングに固定するため設置場所を固定するのであれば一択かも。
popIn Aladdin 2
画像引用:Amazon
・商品寸法 :55.8 x 55 x 23.6 cm
・輝度 :700ANSIルーメン
・解像度 :
・投写サイズ:40~120インチ
・内蔵バッテリー:なし
・内蔵スピーカー:8W×2基(Harman Kardon社)
・接続方法 :AirPlay ,Wi-Fi
・AndroidTV:対応
シーリングライトとプロジェクターが一体となった唯一のプロジェクター
設置には天井の引っ掛けシーリングを使用するため、場所を取らない。
また、メルセデスベンツ等へカーオーディオを提供しているHarman Kardon社の
内蔵スピーカーを搭載しているため、迫力ある音声が楽しめる。
リビングや寝室など決まった場所でしかプロジェクターを使用しないのであれば
有力候補になるでしょう。
HDMI端子がついていないですが、AladdinConnectorを別途購入すると、
Wi-Fi経由でゲームやレコーダーなどのHDMI機器が接続可能になる。
まとめ
さまざまな家庭用プロジェクターがある中でオススメ商品を厳選しました。
使用者の環境や用途によって、ベストな製品は変わってきます。
この記事が皆様のお役に立てると幸いです。